60代になると体力気力の衰えを感じやすくなります。
物がたくさんあると安心すると思いがち。
本当の安心感はモノでは得られません。
「いつか使うかも」と思った時点で、実はモノの役割を終わっているのかもしれません。
一つ一つのモノと向き合いながら減らしていってください。
1,「残す」の判断基準は頻繫に使うかどうか
自分なりの基準を作っておくと時間をかけずに捨てられます。
よく使っているものは残し、それ以外は捨てる。
当たり前のようですが、よく使っているモノは色あせたり、汚れています。
使い勝手が悪いものは、新しくてきれいだけど使ってない。
年齢が高くなってくると、好きなもの、使い勝手が良いモノだけを使っています。
モノ選びは扱いやすさを優先して!
2,「変化」した時がモノを減らすチャンス
定年退職、子供の独立、引っ越しなど住まいや家族構成、趣味の変化、健康状態の変化など、ライフステージでの「変化」に注目しましょう。
変化したときこそモノを減らすチャンスです。
変化に合わせて使うものが変化してきます。
子供がいて食事の量が多い時の調理器具は大きすぎます。
重く、大きいサイズの鍋は重くて使えなくなってきます。
最終的には夫婦二人なら、夫婦二人分の量で使い易いモノを残します。
ダウンサイジングが必要になってきます。
3、「取り掛かりやすい場所」から始める
本来的には好きなところ、取り掛かりやすいところから始めます。
机の引き出しの中、財布、バッグ、冷蔵庫、食器棚など 自分にとって取り掛かりやすいところから始めます。
私は冷蔵庫から始めてみました。
冷蔵庫はボックスになっていて、使用頻度が高く、整理整頓がしやすい場所です。視覚的にも片付いたかどうかが一目でわかり、片付けの満足度が高いような気がします。
食品の買いだめや、食べ残しはなくなります。
4,「楽しみながら、感謝しながら、ゆっくりと」減らす
年齢が高くなると一気に多くのモノを処分しようとすると体力的、精神的に大変になってきます。
捨てるだけでなく、メルカリ出品に挑戦したり、誰かにあげようかと考えたりすると楽しくなります。
時間をかけてゆっくり手放すことで、感謝しながら、モノへの執着も一緒に手放せるのではないかと思います。
5,「捨てすぎたかな?」でも大丈夫
捨てすぎたかな?と思うことがあるかもしれません。
それは自分にとって本当に必要なものを知るいい機会になります。
本当に必要だと思うものは買いなおしたらいいのです。
ただし、買うからには長く大切に使いたいので、これまでのような衝動買いは慎み、じっくり考えて納得いくモノを選びます。
すると、今の自分の暮らしを豊かにしてくれるものだけに囲まれて暮らせるようになります。
6,「リバウンドした?」 その都度見直す
モノは時間がたてば増えていきます。
リバウンドした?と思ったら、「また見直せばいい」と考えたら気が楽になります。
見直すタイミングは片付けたくなったらでいいと思います。
何もしたくないときは、見えないふりをして、
以前に減らした体験があれば、片付けたくなる波が来るのを待ちましょう。
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